100周年記念コーヒー（100g）　ブラジル　サンタ・テレジーニャ

"すべては、大自然を観察することから学んだ。"サンタ・テレジーニャ農園の前農園主である故・パウリーニョさんそう言いました。自身の病気の経験から、オーガニック食品を探し、自分でもオーガニックなコーヒーを作ろうと決心しました。病虫害に弱いアラビカ種のコーヒーを農薬不使用で栽培することは容易ではありません。パウリーニョさんは試行錯誤の末に、農園に森を作り生態系のバランスを保つ栽培方法にたどり着きました。肥料には農園でとれる枯葉や雑草、家畜のフンなどで作る天然の堆肥を使いますが、森の形態をとった農園では大型機械で肥料をまくことができず、手作業でそれを行います。よりよい農薬不使用のコーヒーを作るための執念や情熱でコーヒーが栽培されています。そのようにして当時無名だった小農園で作り始めたコーヒーが、名だたる大農園を抑えて、カップ・オブ・エクセレンスで優勝したことは、当時では大変驚かれたといいます。パウリーニョさんは亡くなられてしまいましたが、息子のファブリッシオがその遺志を継ぎ、よりよい農園づくりをしながら農薬不使用にこだわったコーヒーの生産を続けています。

内容量：100g