ブラジル
サント・アントニオ農園編
2026年10月
「森のコーヒー生産者グループ」のジョン・ネットさんの農園を訪問した時には、必ず彼と一緒にその年に採れたコーヒーをカッピング(コーヒーの味見)します。
それは、私もジョン・ネットさんも、コーヒーにとって品質(味の良し悪し)が極めて重要だと思っているからなのです。
もちろん、化学肥料・農薬不使用などの安心・安全・サステナブルなコーヒーの作り方もとても重要です。ですが、やはり人は美味しいコーヒーを飲みたいもの。美味しいコーヒーを飲むと、自然に笑顔がこぼれてしまうくらいです。
カッピングには、ジョン・ネットさんとジョン・ネットさんの次女のマリア・ルイーズ(通称マル)さん、ジョン・ネットさんの孫のエデュアルドとグスタボが参加しました。
今年のジョン・ネットさんの「森のコーヒー」は、まるで上品なベルギー産のチョコレートのような香味があり、コーヒーを飲んだ後も口の中で後味が甘味で消えてゆく素晴らしいコーヒーでした。
次女のマリア・ルイーズ(通称マル)さんは、「サント・アントニオ農園」の跡継ぎ第一候補です。根っからのナチュラリストで、フロレアノーポリスという海岸がとても美しい町にある大学で勉強されました。専門は海洋学。趣味はサーフィンという人です。オーガニックの農業には非常に関心があって、アメリカやコスタリカのオーガニックの農園へ勉強のために、ボランティアで働きに行っていました。私は、女性一人で危険ではないのか、と心配でしたが、マルさんはたくましい人で、全く気にする様子もありませんでした。
マルさんの夫はホベルトさんといって、建築関係の仕事をしています。現在息子が二人います。長男はエデュアルド、次男がグスタボです。
エデュアルドとグスタボは、毎年会うたびにどんどん大きくなります。大人は1年に1回会っても、あまり変わらないのですが、子供はどんどん変化してゆくので、毎年毎年会うたびにびっくりしてしまいます。
二人とも小さい頃からコーヒー農園の中で遊んでいて、コーヒーチェリーと触れ合ってきています。将来どんなコーヒー生産者になるのか、今から楽しみです。
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